梅雨の時期は、当然雨天が多く、心もなんだかすっきりしません。 そこで、この度、「初花」においては、ご入居者の皆様と一緒に七夕飾りを楽しみました。 それぞれの願いを短冊に込めながら、また日本の文化に思いをはせながら、昔話に花を咲かせながらひと時を楽しむことができました。 ちなみに、七夕に欠かせないものといえば、笹につるす七夕飾りと短冊。 奈良時代は五色の糸を、村町時代には硯(すずり)や墨、短冊に和歌をしたためたものを納めていましたということです。 私達の子供のころは、短冊に願い事を書いて、七夕の日に燃やすと、願いが煙にのって天に届いて、願いが叶うって小さいときに教えられて、毎年真剣に短冊を作っていたのを思い出されます。ただし、現在のように笹竹に飾りや短冊を結びつける風習が始まったのは江戸時代からで、天の神様への目印として7月6日の夜から笹竹を立て、無病息災や商売繁盛、習い事の上達などを象徴する色紙の飾り物や願い事を書いた短冊をつるしました。 七夕飾りのひとつひとつにはきちんと意味がありそれぞれに込められた願いもあるので、飾る場合などにちょっと意識してみてはいかがでしょうか?